2016-11-22 第192回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
検討会での見直しに当たりましては、家庭養護の比率だけではなく、施設への長期の入所比率にも着目していただきたいと思います。これについても数値目標を設定するべきではないかと思うんですが、それによって世界共通の問題意識となっている脱施設化へ向けて多面的なアプローチが可能となるのではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
検討会での見直しに当たりましては、家庭養護の比率だけではなく、施設への長期の入所比率にも着目していただきたいと思います。これについても数値目標を設定するべきではないかと思うんですが、それによって世界共通の問題意識となっている脱施設化へ向けて多面的なアプローチが可能となるのではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
また、平成二十六年に向けての施設に関するシミュレーションですけれども、介護施設の入所者層を重介護者に転化し、介護度四、五の入所比率を七〇%以上にするとうたっておりますけれども、三施設の同一化を目指しているのかどうか。表に上げましたが、現在の三施設の入退所先を見れば施設特性が明らかなわけですけれども、それを同一化する意味が一体どこにあるのだろうか。
また、この最低基準だけではなかなか対応しづらいような、虐待を受けたお子さんの入所比率が上がっているということもございますので、これまでのところ、例えば心理療法の担当の職員を配置する、あるいは虐待を受けたお子さんに対して個別に対応できるような職員を配置するといったようなことについて、予算上の加算をしてまいりました。